空腹時の胃痛について

空腹時の胃痛、胸焼けは胃酸過多症?

空腹時の胃痛でいちばん疑われるのは、「胃酸過多症」です。

症状としては、食後2,3時間後に胃部の不快感、胃痛を感じたり、空腹時に多量に分泌される胃酸が起こす心窩部(しんかぶ)痛(=みぞおちの痛み)、胃痛、そして胸焼けがあります。

胃痛や、胃部不快感、心窩部(しんかぶ)痛や胸焼けなどといったこれらの症状は、特に油分の多いものや脂肪分の多い食事をした後によく見られる傾向があります。

胃液の酸が過剰に分泌されることによって起こる胃痛で、他に器質的変化がおきない場合を言います。「食後2,3時間後に胃部の不快感、胃痛を感じたり、空腹時に多量に分泌される胃酸が起こす心窩部(しんかぶ)痛、そして胸焼け」と似たような症状の病気には、胃酸分泌の亢進している胃潰瘍や十二指腸潰瘍があります。

胃酸過多症は、精神疲労時、憂鬱状態のときによく起こり、また飲酒、喫煙、香辛料のしすぎによっても起きるようです。

空腹時に心窩部(しんかぶ)痛を感じたり、食事の後2,3時間後に胃の不快感や胃痛を感じたら、飲酒や刺激性の食べものをやめ、熱すぎたり冷たすぎるものも食べないようにしてください。やわらかいものを摂り、熱刺激、物理的刺激を胃に与えないようにします。

治すためには、胃液分泌を抑制する薬を投与することが必要です。また自律神経遮断剤、酸中和剤などを合わせて投与します。胃の内容物の排出障害のある場合には、多くのケースで胃洗浄が効き目があるといわれています。


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